【読書メモ】医師が教える最善の健康法
【P】健康法について、大まかな指針を知り、生活に取り入れる
【D】2023/12/4読了。
2019/6の本なので、アフターコロナの現在はより感染症対策への知見が増え、少し古い情報に感じられる。NATROMさんの主張を要約してくれている本として読むと有用。
役に立った知見は以下。
①サプリメント摂取のリスク
特定成分が濃縮されている、薬と違い、副作用を収集して報告するシステムが整っていない事から、お勧めできない。
サプリメント摂取のリスクは、実際にランダム化比較試験で確認されている例あり。
→βカロテンの抗酸化作用を期待し、喫煙者にサプリメント摂取させた所、βカロテンのサプリメントを摂取した群で肺がん発生率が18%高かった。
②NATROMさんは過剰ながん検診や検査、治療等は病院での感染リスクや副作用等から控えるべきという意見。抗インフルエンザ薬の使用は入院リスクを減らさないことをランダム化比較試験で確認しており、インフルの症状が出ても、市販の解熱剤(アセトアミノフェン)の使用以外は、寝て過ごす事を推奨している。
③お勧め情報サイト→厚生労働省のサイト、WHO、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)、がん情報サービス(国立がん研究センター)
④ワクチン、1日1時間程度の歩行相当の運動、骨粗鬆症検査・肝炎ウイルス検査を推奨。
⑤350gの野菜、20gのナッツ、100g程度の魚、200gの果物の摂取推奨
⑥卵は1日1個未満。熱いものは食道がんリスク増。死亡率が低い塩分接種量は10g/日
⑦赤肉(哺乳類から摂取出来る肉)と加工肉は摂取量と死亡リスクが比例関係にある。
→過度な赤肉摂取は鶏肉や魚、豆腐への切り替えを検討する。
⑧常識的なビタミンC摂取の健康リスクは余り無いそうなので、美白対策での摂取継続は問題なさそう。
【C】現在の状況を鑑み、以下のTO DOを策定。
①現在の月間献立を改定する。
350gの野菜は以下内訳により摂取
・晩御飯のサラダ130g:ミニトマト40g、玉ねぎ20g、パック野菜70g
・汁物40g:冷凍のオクラ10g・ほうれん草30g
・残り野菜130gを副菜で補完。(ナムル、茄子揚げびたし他)
おやつに袋ナッツを持たせる
晩御飯は100g程度の魚(鯖缶、ネギトロ、鮭、エビ・カキフライ)と豆腐の日を週2
200gの果物→以下①②を交互に。
①昼ごはんにミカン、朝ごはんはバナナ+ヨーグルトの日
②晩御飯にリンゴorグレープフルーツorパイナップルの日
卵は1日1個未満→プリン、卵スープ等を摂取する日は卵料理は作らない
熱いもの→息子のミルクが熱くならないように温度管理を気を付ける
減塩は減塩調味料使用で様子見。
弁当の肉は唐揚げ、大葉ささみカツ等、鶏肉メインに変更。